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タイでは還俗を前提とした出家が今も行われています。 今回その出家式の模様をお送りいたします。


還俗とは、一度出家した人が、 再び娑婆世界の俗人になることをいいます。

出家の時期は、 学業を終えて、 結婚する前までに行うことが多いようです。

出家は地方へ行くほど多くなりますが、 都会ほど出家する人は減少します。


出家は男子に限られており、女性は出家できません。ただ仏教の修行者はいます。

女性の修行者はメーチーと呼ばれ、 白い衣を身に付けて暮らしています。



ノンタブリー県のパックレットにある今回の出家式が行われたお寺の本堂です。





このお寺には比較的大きな涅槃仏があり、お体には黄色い布が掛けられていました。





涅槃仏のお顔です。





涅槃仏の足方向を眺めたところです。大きな涅槃仏の前には小さな涅槃仏が三体見えます。





今度は涅槃仏の頭方向を眺めたところです。足の指の揃っているお姿は涅槃の時です。





涅槃仏を少しアップして撮ったところです。





その涅槃仏の前に座って、出家式を前にした二人の青年が礼拝に来ました。





まず頭を床に届くぐらいまで下げて参拝します。





二人の横の人がお線香に火を付けています。この人が出家する人に作法を教えます。





出家する二人にお花を持たせ、作法を教えている人が蝋燭を持たせる準備です。





出家する二人にお花と線香、それに蝋燭を持たせ、参拝の準備が整いました。





出家する二人に、先輩の人が作法を小さな声で教えながら参拝が進みます。





白い服を着た出家する二人の耳元に、先輩がアドバイスをしているところです。





アドバイスの人がいう通りに経文らしい言葉を発しているところです。





まずお線香をお供えします。タイの蝋燭は黄色が一般的で、白い蝋燭はみたことがありません。





次は蝋燭をお供えします。親戚の人たちが見守っています。プロのカメラマンも雇います。





蝋燭のお供えが間もなく終わります。





蝋燭・お線香をお供えして、頭を床に付けて礼拝します。横の人が小声でアドバイスしています。





頭を下げて礼拝したら合掌します。全て横に座る人が指示しています。





涅槃仏への参拝を終えて、親戚のおじさんと談笑する出家を控えた青年です。

私の家の前に住んでいる後ろ向きのおじさんから、今回の出家式の写真撮影を依頼されました。



もう一人の出家者です。両人とも肩へ布を掛けています。





出家者の横で携帯電話を使う若者です。こういう光景は今ではどこも同じです。





このお寺はチャオプラヤー川のすぐ横にあります。大きな運搬船が行き来しています。





涅槃仏への参拝を終えて、川岸でくつろぐ出家を控えた青年達です。





この川のところには、沢山の魚がいます。子供たちがお爺ちゃんと一緒に魚に餌をやっています。





餌を蒔きますと、沢山の魚が先を争って餌を食べに来ます。





そんな光景を眺める出家を控えた青年たちです。出家式は翌日行われます。





明日から出家者としての厳しい戒律の下に暮らすことになります。噛んで食べるのは午前中だけとなります。

出家する期間は出家者がお寺と相談して決めるようです。働いている人は一部有給で、優先的に休めます。



車に乗って寺を後にするところです。





ピックアップ自動車の荷台に乗りこんで寺を後にします。





出家する青年は明日からの出家者としての生活に思いを寄せているのでしょうか。





出家者には傘をかざして、寺を後にします。赤いタンクトップの人が今回の撮影の依頼者です。





荷台のピックアップに出家者が分乗して寺を後にします。





民族楽器の楽団も同行しています。クロン・ヤーオという民族楽器で、太鼓の一種です。





寺からの途中、親戚への出家する旨の挨拶に立ち寄ります。





ここでもござの上へ座り、出家の挨拶をします。





ここでも横の人が挨拶の作法を教えながら進行します。





別のお宅への挨拶です。犬が多いのがおわかりでしょ。タイは犬の天国です。





ここでも先輩の指導に従って長老に挨拶します。





頭を地に付けて挨拶します。長方形の黄色いものは、出家後にまとう法衣です。





飾り台に置いた供え物を恭しく捧げます。





ワンちゃんも見守る中で、捧げものを親戚の長老に手渡しします。





出家後に着用する法衣も一旦長老に捧げます。これをまた長老から授かる形式をとります。





再び最敬礼の頭礼をします。お爺ちゃんの顔には天花粉のようなものが塗られています。





傘を差してもらって、次の家へ向かいます。





次の家へ挨拶に向かう途中です。





出家者には傘を差します。





次の家までは少し距離がありました。ござをもって進みます。





親戚の人たちと一緒に次の家へ挨拶に行くところです。





次の家へ到着です。





次の家の中へ入っていきます。





この家の長老は伏せっておられました。





ここでも床に頭を付けて挨拶します。こういう光景は日本では見られなくなりました。





こういうところから老人をいたわる心が芽生えるのでしょうか。タイ人は老人を敬います。





ここでも出家後の着用する法衣を捧げます。





別の家です。ここではお婆ちゃんに挨拶です。





合掌する姿というのは、いつ見ても尊いです。





お婆ちゃんにも頭を床に付けて礼拝します。お婆ちゃんはお足が悪いようです。





お婆ちゃんへの挨拶を終えて、次へ家へ向かいます。





途中にあった豪邸です。時々こういう立派な家が建っています。





次に向かう家は遠いようで皆が車に乗り込みます。





到着です。ピクアップ車の荷台に置かれた椅子に出家者が座ります。





次の家へ到着で車から降りたところです。





次の家へ行くには沼地に渡された板の上を歩いていきます。この向こうに家があるとは思いませんでした。





皆が板の上を歩いていきます。





私はまだ行ったことがないのですが、何となく尾瀬を歩いているような感じでした。





板の上を歩いて行った家のお爺ちゃんに出家をする旨の挨拶です。





頭を下げる若き二人に、お爺ちゃんは経文のようなものを唱えていました。





ここでも横に座る人からアドバイスを受けて出家する旨の挨拶が進みます。





ここでも捧げものをお爺ちゃんに渡します。





次は出家後に自分達が着る僧衣を捧げます。





一旦捧げた僧衣を、今までと同じようにお爺ちゃんから受け取ります。





この家には大きな水瓶が幾つも置かれていました。雨水利用のエコですかね。





お爺ちゃんの家への挨拶を終えて次の家へ入ります。





この家ではお婆ちゃんが控えていましたので、お婆ちゃんに出家する報告です。





ここでも横に座った先輩から作法の指導を受けながら挨拶します。





タイの民族家具 ” タング ” に座って合掌するお婆ちゃんです。





こういうことを通してタイでは長幼の序が形成されていくのでしょうか。老人を大切にする国柄です。





同じようにお婆ちゃんにも捧げものをします。





そのあと僧衣をお婆ちゃんに捧げ、またお婆ちゃんから僧衣を受け取ります。





出家の挨拶の儀式を終えて、家から出てきたところです。





また次の家でのご挨拶です。





ここでも白服の二人の出家者は隣の先輩のアドバイスによって挨拶をします。





ここのお婆ちゃんはお体が不自由のようです。





同じようにお婆ちゃんにも捧げものを渡します。





もう一人の出家者も同じように捧げものを手渡します。





ここでも出家後に着る僧衣を手渡しして、またそれを授かるという形式をとります。





次はタイの土着信仰である土地の神様への参拝です。クロン・ヤーオを持った音楽隊もいます。





土地の神様を祀るところのアップです。タイの国内の方々で見ることができます。





先輩から作法を教えてもらいながら、お花・お線香・そして蝋燭をお供えします。





先輩が火を付けたお線香を出家者に渡します。





もう一人の出家者にもお線香を渡します。





部落の人たちが見守る中で、座って土地の神様に参拝です。





土地の神様の荘厳の前に座って出家者の参拝です。





先輩が土地の神様へ蝋燭を立てます。ここへは常に誰かがお花や蝋燭そしてお線香を供えています。





座って姿勢を正します。





合掌して頭をたれます。





それを見守る人たちです。





ここでも頭を地に届く程に垂れて参拝します。





土地の神様の正面左側の様子です。土着信仰ですので仏像からヒンドゥーまでいろいろ並んでいます。





土地の神様にお供えしたものです。いろいろありますね。手前の丸いものは出家後托鉢の時に使う鉢です。





土地の神様への出家の報告を終えて帰るところです。





出家者の自宅の様子です。大変な持て成しの準備が行われていました。





タイの民族楽器であるクロン・ヤーオという太鼓の一種のアップです。





実際にはドンドンとやかましいですよ。鐘や銅鑼もあります。





自宅にある土地の神様の前に設置されたテーブルに、飾りを並べているところです。





ここでも先輩のアドバイスを受けて参拝します。





出家者はお花・お線香そして蝋燭を持って、同じように参拝します。





出家の一人の顔に白いものが塗られました。タイではよく目にする光景です。





ここでも先輩の指導に従って参拝の儀式が進行します。今度は他方の人の顔が白いです。





土地の神様に捧げたお花等の前に座って合掌して参拝します。





アドバイスする人が小さな声でいろいろ作法を教えてもらいながらの参拝です。





他の人が土地の神様に蝋燭を立てているところです。土地の神様はタイの方々で見かけることができます。





蝋燭の火を使ってお線香に火を付けます。





ここでもアドバイスの人の指導で頭が地に届くほどの礼拝です。





出家式の行われる寺へ持参するものが自宅に並んでいます。





家では天井も窓も飾られています。座布団の敷かれているところへはお坊さまが座ります。





隣室には音楽隊も控えています。演奏は全て生です。

木琴のようなラナート・トゥム、音階のある打楽器コン・ウォン、一番奥はドラムのクロン・タットです。



出家式の時に寺へ持参する飾りです。全て本物の花で作られています。





音楽隊による生演奏が始まりました。





主家式の持て成しの会場と、祝いに駆けつけた人たちのオートバイです。





オートバイの前にはこんなに大きなスピーカーも準備されています。





大型のオートバイもあります。





こちらは出家式に参列する人々を持て成す会場の飾り付けの様子です。





ものすごい持て成しの準備でしょ。親にとっては出家式は一大事業です。





出家者の家の庭には、親戚・隣近所の人々そして出家者の友人達の持て成しの準備が行われていました。

タイ社会では、仏教徒の男性は出家して初めて一人前と見なされるようです。



半端な持て成しではないでしょ。出家式では親の財力が試されます。

仏教徒の女性の最大のタンブン(よい行い)は、結婚して男子が授かったら、出家させることです。



舞台も設置され、出家者の名前を書いた看板もあります。照明も設置されています。

このシリーズの中には持て成しの様子は写っていません。夜に行われましたので、私は安全のために帰宅したからです。



各テーブルへ持て成しの料理や飲み物が並べられていきます。親にとっては一世一代の大仕事です。





すごい持て成しの準備でしょ。親も大変です。





持て成しの一部の様子です。羽根を向かれた鳥が大きなボールに入れられています。

ある程度の資産を持った家庭の子弟の出家式が如何に親の負担かがおわかりになると思います。



今回はタイの出家式その1をご覧いただきました。まだ続きますよ。お楽しみに。



続けて 出家式その2 をご覧ください。